江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
昨日はとある研修を受けてきました。
プレゼンテーションについての研修だったのですが、
その研修が面白かったので、差し支えない範囲でまとめてきたいと思います。
普通プレゼンテーションの研修だったら、
『スライドはこう作れ』とか、
『こんな順番で話せ』みたいな事を想像しますよね?
3時間の研修だったのですが、そんな話は最後の10分だけでしたw
じゃあ、何を3時間もやってきたんだよ!
という事になるかと思いますが、その辺をまとめたいと思います。
紹介を貰うためのプレゼンを作る
今回受けた研修は『紹介を貰うためのプレゼン』を作ることを目的としています。
1:「何でもやるので、誰か紹介してください!」
2:「フリーランスの経理の時間を1/3にする仕事をしています。
経理でお困りのフリーランスの方をご紹介ください」
どっちが紹介しやすいですか?
1の方が間口は広いのですが、
広すぎて逆に誰を紹介したモノか・・・となりますね。
それに対して2は具体的で、
知り合いにそんな人いるかな?→あの人どうかな?
となりやすいですね。
このように『具体的にこんな人を紹介してくれ』と
ターゲットを絞った方が、紹介する立場の方にフックしやすいのです。
そこで必要となるのが、
A:売りたい商品、サービス
B:Aを売りたい顧客層にとってのメリット
C:直接顧客となる人
D:Cを沢山紹介してくれそうな人
の4つです。
『Aを購入すればBというメリットがあります』ということを
知り合いにCまたはDがいる人にプレゼンすれば、
その人から紹介をいただけるという寸方です。
ターゲットを絞るためには?
Aを売ろう!と思ったときには、
◇現在の顧客をベースとした統計的な分析
◇ビジネスに対する個人的な情熱と目的
◇何を売るか
◇マーケット内でどのように競争するか
を深掘りしていきます。
核心なのでぼかしますが、
どんな顧客に何を売るか?→地域、年齢層、業種などを絞る
どんなところに顧客がいるのか?→そこに出入りしている人に紹介して貰う
顧客は私から『何を』買うのか?→モノではなくそれを買った後の体験
顧客は『何故』私から買うのか?→自分の強み
というようなことをもっと詳細に深掘りしていきます。
特に下2つは今まであまり考えたことがなく、
他の参加者も唸ってました。
自分の強みはこれだ!って中々分からないですよね?
私の場合はコレ・・・かな?みたいな感じでしたw
自分の強みが分かって、的確なプレゼンすれば
そりゃ売れるよなと、平凡な感想を抱きました。
それが出来れば皆苦労しないんですけどねw
編集後記
ということで『プレゼンの研修がプレゼンの研修じゃなかった話』でした。
プレゼンスキルの研修ではなく、
プレゼン内容のブラッシュアップのための研修でした。
意外な方向性だったので、何の準備もない状態だったのですが、
逆にフラットな状態で研修に臨めましたので、良かったと思います。
他のシリーズにも申し込みをしてあるので、
ちょっと楽しみになってきましたw
面白かったら、差し支えない範囲でシェアしたいと思います。