江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は台風予報でしたが、逸れましたね。
私が動いていた時間は小雨程度で、
電車が止まることもなく、平和に上野までたどり着きました。
念のため折りたたみを持って出ましたが、
結局使うこともなかったです。
台風で電車が止まることを想定して動いていましたので、
若干拍子抜けでしたが、理想的な展開です。
何事もないのが1番ですからね。
1番と言えば、昨年度の税収がバブル期を超えて過去最高になった
というニュース見ました?
今日はその辺の中身を考察していきたと思います。
28年ぶりの記録更新!
日経新聞より抜粋
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国の2018年度の税収が60兆円超になることが26日、分かった。
バブル期の1990年度(60.1兆円)を超えるのは確実で過去最高となる。
18年度は世界経済が好調で株式の配当収入などが増え、所得税が伸びた。
財務省は18年12月に閣議決定した第2次補正予算案で
18年度の税収を59.9兆円と見込んでいたが、
数千億円上振れする見通しだ。
所得税は4千億円ほど上振れる。
法人税収は伸び悩んだ。
サービスなど非製造業の業績が底堅く税収増に寄与したものの、
米中貿易摩擦の影響を受ける製造業の業績が振るわなかった。
地銀の業績も厳しく、税収の下押し圧力となった。
その結果、税収全体の上振れ幅は17年度の1.1兆円から、
18年度は数千億円にとどまるもようだ。
政府は10月の消費税率の10%への引き上げを前提に、
19年度の税収を62.5兆円と見込んでいる。
ただ、世界経済の先行き次第では法人税収が減る可能性がある。
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ここまで
考察
これまでの記録は1990年という事で、
世は平成バブルの真っ只中でした。
消費税の導入(当時は3%)が1988年ですので、
その分の増収もあったのでしょう。
今回は10%への増税を前に、過去最高を更新ですので、
来年はもっと伸びそうな気配がしています。
とはいえ、消費税自体が当時の3%から現時点では8%ですので、
5%増税になってようやく記録更新になっています。
ということは、法人税等はまだまだ追いついていないということですね。
消費税を増税した後と、オリンピックが終わった後は
必ず景気が悪くなっているので、ちょっと心配ですね。
今回の消費増税は、軽減税率導入のせいで、
法人税が結構伸びると思っていますが、
同時にそのせいで潰れる法人も増えると思っています。
何と言う悪循環w
編集後記
ということで『税収が過去最高って言うけど、どうなの?』でした。
景気が良いという話を良く耳にしますが、
実感ありますか?
私はマイナス方面で実感してます。
人材です。
以前のブログにも書きましたが、
税理士の受験者数が激減しています。
これは、資格がなくても就職出来ているということの現れですので、
一般企業的には景気が良いんだと思います。
ということは増収増益の企業が多いはずなのですが、
節税保険がダメになったから、
結構厳しくなる会社増えるんじゃないかな?
ちなみに、私は保険以外の節税方法を知っているので、
それをお客さんにご案内しようと思っています。
全損だし、保険より良いですよw
ご興味ある方はご一報ください。