6月申告せねば!と思っていた会社が実は7月申告だった件。

税金の話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は日曜日なのですが、諸事情あり10時過ぎくらいに仕事しに行きました。
2件片さなければならない仕事があったのですが、
楽な方からやろうと思い、そっちを片したのがお昼挟んで15時頃。

もう1件は軽めの決算(今回から関与)だったのですが、
資料がやっと出そろった所なので急いでやらなければなりません。

よし、やるかと気合いを入れ、
昨年の決算書を見ながら入力を始めようとしたところ、
何か違和感が。

よくよく見たら、決算日5月末でした。

今月申告かと思って、資料来ねぇと焦っていましたが、
どうやら来月が申告期限のようです。

そりゃ税務署から納付書来ないわけだよw
途端に余裕になりましたw

そんなこんなで、今日は『思い込みで仕事をするな。特に期日は確認しろ』
ということをお話ししたいと思います。

税金の世界は結構期日に厳しい?

どの世界でも納期には厳しいと思いますが、
実は税金の世界は厳しいところと、そうでないところの差が激しいです。

厳しい所で言うと各種届出の提出期限が一番厳しいです。
例えば青色申告承認申請書の手出期限は、
青色申告の適用を受けようとする事業年度の
開始の日の前日までに提出することとなっています。

つまり、2019年4月~2020年3月という事業年度を青色申告したい場合は、
2019年3月31日までに申請書を提出しなければなりません。

これが1日でも遅れたら、例えば2019年4月1日に提出した場合は
2020年4月~2021年3月という事業年度にならないと青色申告することが出来ません。

設立初年度であれば、設立後3ヶ月以内に提出すれば、
設立年度から青色申告をすることが出来ます。
(3ヶ月以内に最初の決算が来ない限り)

青色申告出来るか出来ないかは結構税金が変わりますので、
期日には注意したいところです。

次に厳しいのは、やはり申告納税でしょう。

申告しないと『無申告加算税』が取られますし、
納税が遅れれば『延滞税』という利息が取られます。

逆に言うと、お金で解決できるレベルですw
届出書は無慈悲ですからね。

逆に厳しくないモノは?

本当は期限があるけど、
遅れても罰則がないものというのが結構あります。

立場上何とは書けませんが、
1月に出すヤツとかですw

アンケート調査みたいなモノなので、
決算書見れば分かるようなことしか書いてないんですが、
税務署が楽をするためにこっちの手間をかけさせられるというヤツです。

向こうも分かっている(?)ようで、期限遅れても罰則がなく、
『提出のお願い』が来るだけです。

 

編集後記

ということで『6月申告せねば!と思っていた会社が実は7月申告だった件。』でした。

あと1ヶ月以上あるわと思った瞬間に帰宅しましたw

帰宅後は、息子とダイソーで買ってきた『恐竜折り紙』をやりましたが、
4歳児には無理なレベルでした。

対象年齢3歳以上になっているのですが、
何かの間違いでしょうw

むしろ私でも難しく、説明書が全然理解できません。
幸い、youtubeに折り方が上がっていたので、
それを見ながら何とか完成することが出来ました。

出来たら息子に速攻で取られましたがw

「寝てる間に全種類作っておいてね」と言われましたが、
息子よ、諦めてくれw

難しいんだよ。完成したヤツ、1時間かかってるからねw