Rocktron『Micro HUSH』レビュー

ギターの話
Pocket

江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は美容師の友人に髪を切ってもらうため原宿まで行ってきました。

イケメンにして貰ったぜ!とルンルンで帰ったら、
息子に「パパお帰り~。何かボサボサだね」と言われましたw

息子よ、パーマっぽくセットして貰っただけなんだよw

さてそんな息子に和む今日は土曜日ですので、
いつものヤツ行きましょう。
エフェクターレビューです。

今日はちょっと変わり種をレビューしたいと思います。
Rocktronの『Micro HUSH』です。

ノイズが気になるならHUSH!

今回レビューするHUSHですが、音を変化させるモノではありません。
では何かというと、気になるノイズを消してくれるという代物です。

エレキギターは電気を用いて音を出しますが、
その信号自体は微弱なモノで、外部の影響を受けやすく、
『ジーーーー』というノイズに悩まされることが多いです。

特に歪み系エフェクターを使ったとき等は、
ノイズまで増幅してしまうので、結構目立つようになります。

そこで登場するのがHUSHというわけです。
基本的には歪み系エフェクターの直ぐ後ろに繋ぐことで
ノイズを消去した綺麗な音を出力していこうという感じです。

昔はラック型(DVDプレイヤーみたいな感じのサイズ)の高級品でしたが、
今ではこのサイズまで小さくなりました。

ノイズゲートとの違い

HUSHは『ノイズリダクション』というカテゴリーになります。
もう一つノイズ対策として『ノイズゲート』があります。

この2つ、似ているようでちょっと違います。

ノイズゲートは『ゲート』の名の通り、
『一定のレベル以下の音を消す』という働きをします。

有効は有効なのですが、音を伸ばして余韻に浸るときに
ブツ切りで不自然な感じになってしまうという欠点があります。

その辺を内部の集積回路で上手く処理し、
ノイズ成分だけを処理してくれるようになったのが
『ノイズリダクション』です。

ノイズリダクションといえば、
最近はISP TECHNOLOGIESの『DECIMATOR』が主流ですが、
ISPはROCKTRONの創業者が会社売却して
新たに起業したメーカーだったりします。

モノは良いのですが、サイズ的な問題でこっちを採用しています。
と言っていたら、こんなのが出たのでちょっと気になっていますw

さておき、実際に使ってみた感想ですが、
違和感を感じることなくノイズだけ消してくれる感じです。

別になくても良いのですが、やはりノイズは気になってしまうので、
一台入れておくと安心です。

編集後記

ということでRocktron『Micro HUSH』レビューでした。

全くレビューしていないという説もありますがw
エフェクターボード内に一台入れておくだけで
ノイズの悩みから開放されます。

普段やかましい系の音楽をやっている方は
別に必要ないと思うかもしれませんが、
そんな方こそ、ブレイクの時にノイズが聞こえるとダサくなりますので、
必携の一台です。