ギターレッスンに行って、事前準備の重要性を考えさせられた話。

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

ギタリスト税理士の名に恥じぬように(嘘)
数年前からギターのレッスンを受けています。

仕事の都合もあるので、毎週というわけには行きませんが、
月2回、隔週ペースで通っています。

昨日が新年1発目のレッスンだったのですが、開業のバタバタで
年末年始ギターをあまり触っておらず、練習不足のまま行ったところ
案の定ダメダメだったというお話です。

何故ギターのレッスンを受けているのか?

私は中2からギターを弾いていますので、ギター歴だけは23年になります。

若い方はご存じないかもしれませんが、その当時はGLAYやL’Arc-en-Cielが爆発的に人気になった
いわゆる『ビジュアル系』が全盛期の時代です。
(『ビジュアル系』というと怒るバンドも多かったですがw)

絶賛厨二病に罹患中だった私は、流行に背を向け、洋楽ばかり聴いていました。
先輩に「ギターが上手くなりたいなら、洋楽を聴け」と言われたためです。
単純ですねw

確かに、ギターヒーローと言われる人は海外の方が多いので、
純真だった少年たけしは単純に憧れたモノです。

当然、あのヒーローのように弾きたいので、よくコピーをしたものですが、
このコピーという作業がくせ者です。

コピーをするためにバンドスコア(楽譜)を購入するのですが、
通常の楽譜の下にTAB譜というモノがついています。

『ドレミ』ではなく、『ここを押さえろ』となっている楽譜です。
TAB譜さえ見てしまえば、『ドレミ』がわからなくても曲が弾けてしまうのです。

これに慣れてしまうと、TAB譜がないとギターが弾けなくなります。
要は、自分がコピーした曲は弾けるが、それ以外が全く対応できなくなります。

意味も分からずなぞるだけで、アドリブが効かなくなるんですね。

コピーバンドだけをやるのであれば問題ないのですが、
私はもっと自由にギターを弾きたいと、ずっと思っていました。

そこで、様々な教則本に手を出しましたが、三日坊主で結局身につきませんでした。
やはりプロに習うのが一番だと思い、いつかはレッスンを受講したと思うようになりました。

仕事の都合もあり、なかなかタイミングがなかったのですが、
参加した親父バンドがいつも練習しているスタジオでスクールをやっており、
残業の少ない事務所に転職したことから、一念発起してレッスンを受けることにしました。

プロに習う意義は?

私が通っているレッスンは、マンツーマンで一人一人に合わせた
オーダーメイドのカリキュラムになっています。

これが優れもので、私の『こんな感じのギターが弾きたい!』という要求に
バッチリはまるカリキュラムを組んでいただいています。

テクニックはもちろんのこと、理論的な話も教えていただいていますので、
今まで『意味も分からず弾けていた』モノが、『理論的にこうなっている』から
『こんなに格好良い』ということが分かります。

私はこれこそがプロに習う意義だと思います。

なんとなくやっていたことに理論で厚みがつき、
今後はそれを『使いこなせる』ようになるのです。

経理や税金の世界でも同じです。
『以前からこうやっているから、今後もこうやる』
『何故かは知らないけど、これは会議費にする』
といった例は多いのではないでしょうか?

練習不足でダメダメだった話

そんなレッスンですが、先生は結構スパルタです。
練習不足をごまかそうとしても、すべてバレますw

昨日もそうです。
多少は練習していたのですが、好きな練習しかしておらず、
苦手部分を後回しにしていたので、案の定途中でコケました。

崩壊はしなかったのですが、先生にはバレました。
完璧にクリアできるまで「もう一回いきましょう!」と言われます。
(恐怖の「もう一回行きましょう!」ですw)

これは純粋に私の趣味の話なので、このプレッシャーも楽しめますが、
仕事で考えると、きついモノがありますね。

『大事なプレゼンの途中でコケる』
『商談中に想定外の質問が来て、しどろもどろになる』

・・・冷や汗モノですね。

しっかり練習して、準備して、完璧になったと思ってもミスをするのが人間です。
準備し過ぎるということはありませんので、もっとしっかり練習したいと思います。

編集後記

今日は税理士会 江戸川南支部の確定申告無料相談会について打ち合わせ。
そこで教えていただいたのですが、東京税理士会では伊豆諸島や小笠原諸島でも
無料相談会をやっているそうです。

今年の申し込みはもう終わっていたので、行けないのですが、
旅費は税理士会持ちらしいので、来年は参加してみようかと思います。